琉球王家の別荘・別邸 識名園(しきなえん)

識名園と書いて「しきなえん」と読みます。識名園は、1799年(寛政11年)に琉球王家の別邸・別荘として作られたそうです。当時、貿易を行っていた中国からの使者・冊封使(さっぽうし)の接待など出迎えるために利用されたそうです。

園内の池の周囲を散策して景色を楽しめるようになっています。「廻遊式庭園 (かいゆうしき庭園)」といいます。また、園内からは海が見えない地形になっていて、これは沖縄(琉球が)広い、大きな国であると思わせるためだというそうです。何時の世も偉い人は知恵を働かせるのですね。

世界遺産「識名園」

2000年(平成12年)、識名園は世界遺産に登録されました。太平洋戦争(沖縄戦)でアメリカ軍の鉄の暴風と呼ばれた砲弾射撃などにより、跡形もなく、壊滅的に破壊されてしまったのです。

しかし、復元工事で素晴らしいまでに復活したのです。戦争や開発から地球上の宝を守ろう!という考えから生まれた世界遺産。沖縄戦で壊滅した歴史文化施設が登録されるのは嬉しいですね!

写真:識名園の御殿(ウドゥン)

識名園は、中国様式と日本式庭園が融合(チャンプルー!?)した庭園なのだそうだ。中国など外界との貿易で栄えた当時の琉球王国。

六角堂・アーチ橋という中国様式をとり入れた上で琉球様式に庭園を作り上げたのだとか。

  • 写真:リーバイスの看板

    入り口近くには米国のリーバイス(ジーンズ)の看板が。ウチナー世からアメリカ世からヤマト世へ。

  • 写真:正門

    木々が生い茂る中に佇む、趣きのある正門であります。石積みと赤瓦と緑と青空の対比がいいね

  • 写真:園内へ続く通路

    さてさて、園内に向かって出発進行!ガジュマルが天然の日陰を作っていて涼しいでございます。

  • 写真:池の中の鯉と水面のアメンボ

    お、お、お、池が見えてきた。覗いてみると、赤い鯉とアメンボがダンスして踊ってるみたい。

  • 写真:浅瀬で群れる小魚

    小さな魚の群れが寄って来ましたよ。自然豊かな園内というのが生き物たちから伝わってきます

  • 写真:育徳泉(いくとくせん)

    泉が湧いている育徳泉(いくとくせん)で生えている紅藻類シマチスジノリは国の天然記念物!

  • 写真:石積みが続く通路

    両脇が石積みの通路に誘導されるまま歩いてみます。砂利の足音と鳥のさえずりが耳に心地よい

  • 写真:御殿(ウドゥン)

    御殿(ウドゥン)は首里城の南にあることから南苑(なんえん)とも呼ばれたそうです。へぇー

  • 写真:御殿(ウドゥン)の三番座(さんばんざ)

    御殿(ウドゥン)の中に上がることができるんです。ここは三番座(さんばんざ)というお部屋。

  • 写真:御殿(ウドゥン)内の通路

    木と畳の香りなんだろうか、気品のある、上品な芳香が鼻から脳に伝わって緊張してしまう(笑)

  • 写真:御殿(ウドゥン)の部屋

    「No Entry」つまり畳の上に上がらないで下さい、というエリアが在るので注意して下さい

  • 写真:御殿(ウドゥン)の部屋

    照明のない、外の自然の明かりだけで浮かび上がる屋内の琉球様式が趣が浮かび上がってきますね

  • 写真:御殿(ウドゥン)の細い通路

    ちょいと細い通路。なぜか緊張して遠慮がちに歩いていると内股になってくるんです(笑)

  • 写真:御殿(ウドゥン)の畳部屋

    畳というのは琉球にはなかったそうで大和(やまと)、つまり本土から伝わったって本当かな?

意外と楽しく面白いのが識名園!

識名園って世界遺産なんですよ!ってこれ沖縄の人でも知らない人がいるんですね。多分、訪れたことがある人でも知らない人いるかもしれない。無料駐車場も広いし便利。デートコースにしてもいいと思うんです。ま意識次第なんですけどね、楽しめるかどうかは・・・。

  • 写真:御殿(ウドゥン)から見える庭

    屋内から外を眺めると青々と茂った植物たちが出迎えてくれますよ。自分が使者になったみたい

  • 写真:御殿(ウドゥン)の台所(ぐでーじゅ)

    大~きなまな板が置かれた台所(ぐでーじゅ)。天井がなくて煙が屋根裏に届くようになってるそうだ

  • 写真:御殿(ウドゥン)の台所(ぐでーじゅ)

    この台所で使者(冊封使)にどのような料理が振舞われたのでしょうね。サーターアンダギーとか出たの!?

  • 写真:中庭から見える青空

    中庭のような場所から青空が赤瓦と調和してなんともいえない色味に見えますね。気持ちええぞぇ!

  • 写真:裏手の木々

    園内には様々な木々・植物が植えられているようです。防風林・防音林や綺麗な花を咲かせる品種も!?

  • 写真:石段の階段

    さてさて、屋内を巡った後は周囲を散策する小道に入っていきます。石段を登っていきます。ハブ怖い。

  • 写真:青空を背景にした御殿

    進んでいくと御殿(ウドゥン)をこのように見学・観察できる位置にたどり着きました。屋根のアーチ綺麗。

  • 写真:自然の額縁から見える御殿(ウドゥン)

    木々が作る天然・自然のフレームの中に収めた赤瓦の琉球古民家ってテーマの写真。は、ハブ出て来ないで

  • 写真:木々の隙間から覗く池

    お、池が目の前に現れました。木々の間から水面を泳ぐアメンボがこちらに気づいて逃げていきますよ。

  • 写真:水面スレスレに垂れる葉と池

    水面スレスレに垂れ下がった葉の影が良い感じの情緒感を醸し出していますね。雨の日は波紋が綺麗です

  • 写真:柳に留まる蝉(せみ)

    蝉が目の前の柳に留まっていたのでパシャリ。はい、つまり私が識名園を訪れたのは夏。真夏。あ、暑い!

  • 写真:水面に波紋を作る激しい雨

    と、急に雨が降って来ました!突然の雨、スコールというやつですよ!か、カメラが濡れるぅ~(焦・泣)

  • 写真:対岸の向こうに空が映る一枚

    重力に対抗して垂れ下がる柳。その隙間隙間から見える対岸と池、空が淡く映って綺麗ですよねぇ~

  • 写真:池の対岸に御殿(ウドゥン)を写す

    アーチを描いた中国風の石橋、池に映る木々の影、そして青い空。雨が降って濡れた木々の緑が濃くなる。

  • 写真:柳と石橋・六角堂

    さて、池を横断する石橋を渡ります。このアングル、綺麗じゃないですか!雲が多くなって空が隠れたよ

  • 写真:雨が晴れた青空が広がる

    雨も弱まってきて池の水面に現れる水紋・波紋が少なくなってきた。濡れた石橋の床もいい色に染まってるね

  • 写真:雨に濡れて濃くなった石橋

    雨がひとしきり降った後の石橋です。濡れた後は色味が変わって印象が変わります。滑らないように注意

  • 写真:雨に濡れて濃くなった石橋

    雨に濡れた石橋の色が濃くなって池やソテツなどの緑と調和した色味になった瞬間を撮影してみました

  • 写真:柳、六角堂、御殿(ウドゥン)

    六角堂と御殿(ウドゥン)、そして垂れ下がる柳を一枚に配置したこのアングルもお気に入りの一枚です。

  • 写真:池を中心に石橋が続く

    池の中に浮かぶ石橋ってテーマですかね。真っ青な青空の下だとなお綺麗な仕上がりになりそうです。

  • 写真:中心に御殿(ウドゥン)を配置した一枚

    石橋の向こうに御殿(ウドゥン)、手前には池に影を落とす木々、池の水面に小波を作るそよ風が吹いている

自分なりのベストショットアングルを探してみる

当時の琉球王国の王様、関係者がどのような想いで作ったのか、使者をもてなしたのか、散策しながら自分の世界に入って疑似体験してみるのも一つの楽しみ方ではないでしょうか。ガイドさんをつけて説明を受けてもいいし、カメラで撮影しながら自分の中のベストアングルを探してみるのも面白いですよ。

  • 写真:石橋と御殿(ウドゥン)を繋げて撮影

    石橋のアーチの中から御殿(ウドゥン)を写したいんだが、そうすると池の中に入らなくてはいけないのだよ

  • 写真:砂利石を敷いた小道

    何気ない砂利石が敷かれた小道でさえも異国に来たような錯覚というかなんだか不思議な感覚に襲われるのだ

  • 写真:水辺の小さな滝

    湧き水を排出する小さな滝!?ちょいとしたオアシスのようで涼しいけど、こんな場所にハブが出るかもよ

  • 写真:木々が生い茂る園内

    当時の琉球の人たち、管理していた庭師さんたちはここでどんな会話を繰り広げていたのでしょうね

  • 写真:手入れの行き届いた芝生

    芝生が綺麗ですね。こんなところからとても大事に管理されているのが分かります。お疲れ様です。

  • 写真:南風原町を見下ろす勧耕台

    高台にある識名園の勧耕台からは南風原町を見渡す場所があります。そこからの景色です。ね、海見えない。

  • 写真:芭蕉が植えられたスペース

    この植物はなんだったかな。芭蕉(ばしょう)だったかな。畑着に使用した芭蕉布は昔皆自分で織っていたのだ。

  • 写真:御殿(ウドゥン)

    園内では毒蛇(ハブ)への注意喚起の看板があるけれど、昼間は暑くて行動しないそうだ。爬虫類だからね。

  • 写真:御殿(ウドゥン)

    御殿(ウドゥン)は約160坪ほどの一階建ての平屋なんである。ここに腰掛けて池を眺めたりなんかすると風情だ

  • 写真:園内を管理する庭師

    園内を管理する庭師さんのおっちゃん!?かな。選定ばさみが似合いますねぇ~。赤い帽子がサンダンカみたい

  • 写真:上空を飛ぶヘリコプター

    すっかりと雨が止んだ空を見上げると青空が広がり、そして自衛隊のヘリコプターのような飛行物体が飛んでいた

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