那覇市安里の栄町市場は沖縄の歴史そのもの!?
栄町市場は沖縄モノレール(ゆいレール)安里駅を降りて徒歩数分でたどり着く、戦後の沖縄の市場を残す、なんていうか歴史の生き証人みたいな場所なんですよね。
一時は廃れて人通りも少なく閑散とした時期もあったようですが、最近は様々なイベントを興し、盛り上がりを見せているようでありますぞ!
朝・昼・晩で違う顔を見せる市民の台所
早朝は県民・市民の買い物の場、昼間は観光客、近隣のビジネスマンのお昼ランチ、夜はお酒をたしなみ、親交を深める場、というように1日の中で多様にその役割を変える、まさに社交場という言葉がぴったりなんですよね。

有名な餃子屋さん、おでん屋さん、などなど何度来ても飽きない、それが私が個人的に抱いている栄町の印象なんですよね。
また、成人した大人の憩いというか、勉強の場でもあるかもしれませんね。お酒の飲み方、食事の場でのマナー・立ち居振る舞い、男性への女性へのアプローチの仕方、などなど、それぞれの姿勢次第でどこまで勉強できる素晴らしい場所です。
「むじ」とは田芋(たいも・たーんむ)の茎のことで、島豆腐などを入れた汁のこと。
お昼時間だが、まだ開いていないお店(シャッターが降りた)店舗もあるね。
「ひめゆり同窓会」の看板が掛かった市場への通路入り口。値札はなんだろ。
様々な野菜や雑貨などが並べられた商店のひとコマ。懐かしい空気がする。
市場内は独特のなんだか懐かしい温かい香りがするだよね。
シャッターが降りた店舗の前に並べられた野菜などの商品の風景。
手作りであろうサーターアンダギー、黒糖、味噌が並ぶ風景です。
ゲーム感覚で空き缶を収集する回収機。当たるとチケットもらえる。
休憩所?飲食スペース?雑誌やイベント告知のフライヤーなどがある。
掲示板(エコステーション)前の通路は灰色だけど温かい空間でしたよ。
美容室アリスの前でもやしのヒゲを取る方々の様子です。
シャッターが閉まって静かな通路ですが夜は賑わうのでしょうね
パラソルを立てた精肉店 安里の露天は沖縄の食材を売っている
ヤクルト、お茶、菓子、精肉店とは思えない品揃えだ!
栄町には写真では伝わらない空気がある
栄町に行ったことがある、という方の多くが(男性の場合は特に)夜・深夜の散策になるのではないでしょうか。もちろん、夜の飲み屋街としての楽しみもありますが、日が昇っている時間帯の栄町市場の顔も、けっこう捨てたもんじゃないんですよ!
昔懐かしい風景というか、生産者と消費者を繋ぐ場を感じますよね。
栄町市場の生んだアーティスト「おばぁラッパーズ」のポスター
多少暗めの市場内で青空を捉える路地スペースがある。
生活の息吹を感じる食堂・パーマ屋さんの通路
錆びて朽ちてしまったトタンからこぼれる青空
経年劣化?破れたアーケード屋根からのぞく青空
写真からはただの何気ない通路の一コマに見えるかも
珊瑚舎スコーレの夜間中学校の告知案内板です。
首里餅菓子屋の軒先で陳列したお菓子たち
刺し身やさんの前の通路は生きるエネルギーがある
商品の服飾を店舗軒先に陳列した通路のヒトコマ
市場と住宅街の境目の通路からは青空が見えた
栄町社交街の入り口となる場所。朝・昼は閑散としている。
暗闇が辺りを支配する時間帯に栄町社交街は姿を変える
栄町市場のアーケード入り口は可愛らしいシーサーが出迎える
栄町市場(南口)のアーケード入り口でシーサーがめんそーれー!
イベントが開催されている夜の栄町市場は盛大に盛り上がる
イベントの開催地に近づくに連れ人の数が多くなる
朝・昼は閉まっていた店舗も夜になると明かりを灯しだす
居酒屋であろうか、通路で勘定をしながら客を迎える
イベントは老若男女が入り混じって盛大に盛り上がる!
イベント終了後にステージを片付ける様子もパシャリ
昼と夜で180℃、全く違う顔を見せる場所、それが栄町
偶然、私が栄町に足を伸ばした当日にイベントが開催されていた。あいにく、終了間際だったため詳細は不明なのだが、熱気と興奮とお酒の匂いが入り混じった空間はやはり独特だ。朝・昼の惣菜の匂いと全く違うではないか!?いや、これこそが栄町市場の裏表のない素顔なのだとわかった。
泡盛・タバコ・汗の匂いと人混みの熱気が混ざり合う空間
一見、お酒を嗜む大人の空間の中に安心して遊ぶ子どもも
怪しく光る赤ちょうちん栄町ボトルネックに誘われる人たち
暗闇から明かりのある方へ集う人たちの足音が響く
一瞬、人通りがなくなり、シーンと静かになる通路。
狭い路地通路の家族でテーブルを囲み食事を楽しむ
乾物食料品 備瀬商店の通路も賑わっているようだ
ビーチサンダルの足音がこだまする通路
謝花酒店の薄暗い通路も飲食スペースになっている
賑わう市場の隣の民家は暗く眠っているようだ
夜が更け宴もたけなわ、徐々に人が帰りだす
イベント広場の片付けも終わり、徐々に帰路につく
暗闇に浮かぶ飲食店の照明が空の雲に映える
深夜3時(早朝)、誰もいなくなった市場の通り
生き物の気配がなく静寂が支配する市場通路
時刻は早朝3時。一切の音がない異様な空間
閉店後だから見れる各店舗のシャッターに描かれた絵
天井の蛍光灯にシャッターの落書きが浮かび上がる
早朝の仕込みをする人と市場の通路の対比
ゴキブリも野良猫さえも寝ている時間帯なのだ
熱気が抜けて冷たくなったアスファルトからのアングル
照明の明かりから闇へのグラデーションが綺麗
物事って見るアングルで世界が変わるんだって一枚
色褪せ朽ちかけたかつお節海産物 新里の手書き看板
色褪せ古びた首里城をテーマにしたポスター
閉店後の店の軒先の配置された陶器など
言葉では表現できない雑多な置物が鎮座するスペース
ユニークな表情をした3体のシーサーたち
どう評すればいいか悩む絵が描かれたシャッター
歩く人はおらずタクシーが行き交う栄町社交街